玉ねぎの皮むきで目が痛くならない・シミない裏技をプロが教えます
玉ねぎを料理で使うとき、涙と鼻水が止まらなった経験をしたことがある方も多いと思います。
涙が出るイメージのほうが強いですが、鼻もかなり刺激されます。
今回はなぜ目にシミるのか、シミない為にはどのような方法があるのかを紹介したいと思います!
玉ねぎで目がシミない、目が痛くならない、鼻水が出ない5つの方法
玉ねぎを冷やす
これは弊社工場でも実証済みです。
常温保存していた玉ねぎと冷蔵保存されていた玉ねぎでは目の痛さが全然違います!
キレ味の良い包丁やナイフを使う
玉ねぎの細胞が破壊され「硫化アリル」が出てくるので、スパッとキレイに切れれば細胞を壊しにくくなります。
包丁のお手入れをお忘れなく!
換気をする
換気をして、空気中に漂っている「硫化アリル」を外に出してしまいましょう!
弊社では換気扇は必需品です!
ゴーグルやマスクを着用する
メガネでは、あまり意味がありません。
ゴーグルで目を覆ってしまえば、痛くならないのです!
ですが、ゴーグルだけでは鼻を守れませんのでマスクもすれば完璧です!
水につけながら切る
「硫化アリル」は水に溶ける性質があるので、水につけながら切るとかなり抑えられます。
玉ねぎが目にシミる、痛くなってしまう、鼻水が出る理由
なぜ目にシミるのかというと、玉ねぎには「硫化アリル」という成分が含まれているからです。
これは玉ねぎを切った時に細胞が破壊され「硫化アリル」が空気中に蒸発し、目や鼻に入り涙や鼻水が出てきてしまいます。
敵は空気中にいるのです!
玉ねぎが目にシミて痛くなってしまった!対処法
玉ねぎが目にシミてしまった場合、水で洗い流しましょう!
「硫化アリル」は水で溶ける性質があるので洗い流してしまうのが1番です!
まとめ
今回、ご紹介した内容で玉ねぎを使うストレスが少しでも解消されればいいなと思います。
弊社では、毎日何トン単位で玉ねぎの皮剥きをしているので何も対策しなかった場合どうなるのだろうと考えるとゾッとします。
「硫化アリル」を悪者扱いしてしまいましたが、よく言われる玉ねぎを食べると血液がサラサラになるなどの効果は「硫化アリル」のおかげだそうです。
ちょっと涙が出るくらいなら、許してあげましょう!